児童英検を最初に受ける時
児童英検を最初に受けるという時は、BRONZEランクからチャレンジしてみると良いでしょう。
まずはBRONZEにチャレンジしてみて8割以上正解できたのであれば、難易度が中程度のSILVERの試験に申し込んでみるといいかもしれません。
BRONZEの内容は初歩的な英単語や挨拶などを習得できている子供にとっては、言うほど分かりにくいものではないでしょう。
ところが、児童英検のSILVERを受験して好成績をたたき出したければ、週に一度塾に通って、50分程度の授業を1年から2年ほど受けるくらいの英語力が必要だとされています。
このため、基礎程度の会話ができたり英単語を認識しているという程度だと楽勝というわけにはいかない場合があります。
小学校で行われる英語の活動に対しても、最低でも2年半くらいは必要であると見ても構わないでしょう。
問題数でいうと、大きな設問が9個、小さな設問は45個、約35分間で実施されます。
BRONZEとは違ってもっと頭を使わなければならない問題が出てきますが、テスト時間は5分間だけプラスされるに過ぎませんので、即座に問題の意図を読み取る力も欠かせません。
テストの内容は会話・語句・文章にプラスして文字に関する問題もあります。
会話と語句、そして文章はBRONZEにおいても出題されるとされていますが、BRONZEの試験では会話のやりとりというのは1往復だったのですが、SILVERコースでは2から3往復する会話ができなくてはなりません。
ほかには、主な言語材料もBRONZEが食べ物や色といった簡単なものだったのに比べ、SILVERでは願望や義務、趣味、提案などの知識をマスターしていなくてはなりません。
児童英検は初めてチャレンジするという場合でも、塾といったところに長期間通っているという場合は、SILVERテストでもたった一回でパスする子供もたくさんいます。